REAL REACH

2005年1月15日 スポーツ
今日も寝坊。だめだ、一日寝坊デーを作って、思う存分寝なきゃ・・。なんかここ数日、常に睡眠不足。リズムもめちゃくちゃだし。いかんいかん。

結局10時過ぎに東京体育館到着。もちろん試合は始まっている。第一ブロックは終了していて、着いたら女子シングルスをやっていた。まあここはほぼ順当やね。

私は席を確保し、そことは別の場所に移動。席が無いので階段に座る。近くで中学生らしき集団がいた。試合もそっちのけでカタログに見入っている。それにも腹が立つ。試合見ろよ!と。そして荷物を席に置いたりして、多く場所を確保している。混雑してきた。そのとき、一人が席を立った。なぜか荷物を置かずに。そしてそこに見知らぬ人が座る。やった!ざまあみろ!お前らばっか広々と取らせてたまるか!
そして席を立った奴が戻ってきて、衝撃的発言!
「ここ席とっているんですけど」と言って、あっさり追い出し。

え?だって君ら、席たくさんあるじゃん!その荷物置いてある席にずれて座れば、さっき座っていた中年男性を追い出さなくても済むのに。
自分達のことしか考えないというのは、こういうことを言うんだろう。まあね、我々が注意するべきなんだろうけどさ・・。
やっぱりガキは嫌いです。

とまあ、場所移動してまで見たかったのが「木方ー偉関」。男子ベスト16の大一番。その前に、同じコートの女子のベスト32を観戦。注目の帰化選手・金沢咲希が登場。初めて見たけど・・強い!越崎も良い選手だけど、カットを寄せ付けず。打球に力強さがある。典型的な中国選手だ。女子にも帰化選手の波が来ました。
別コートでは大ファンの岡崎がここで敗北。残念。

そして木方登場。勝てば、勢いに乗って優勝する予感。そこまでの大一番と期待したのに・・偉関圧勝。なんじゃそりゃ。やっぱり偉関には歯が立たないのだろうか?全日本にあわせるのがうまい木方でこれだ。お先真っ暗。もうどうなってるんだよ!中堅!
その隣では倉嶋が青森山田の大矢に完勝。偉関倒しはこの男に託された。
田崎も高志に負けちゃうし・・おっちゃんに負けないでよ〜(;_;)

これで男子ベスト8が出揃う
偉関ー倉嶋
加山ー高木和
三田村ー吉田
岸川ー高志

とりあえずの救いは高木和、岸川の高校生が二人残っていること。中堅の停滞が続いているからね。希望の星です。松下は吉田海偉に敗北。去年は大野勇の壁となって驚異的な粘りを見せた松下。今年は壁になれず。というか吉田の強さは圧倒的だ。

このあとの女子シングルスベスト16。同じ場所で平野早矢香の試合があるけど、まあ勝ちあがるだろう・・ということで最初に取った席に移動。腰を落ち着けて、観戦です。

このでの最激戦は「小西ー高橋美貴代(十六銀行)」と「福原ー末益(日本生命)」
マスコミ的には「小西ー福原」でダブルスパートナー対決!を望んでいたんだろうけど、そうはうまくいかない。
まずは福原が末益の変化プレーに後一歩及ばず、敗北。まあ3本取られた後、3本取り返したのには成長を感じたが。ただ一昨年にも負けている相手に、また負けるというのは、よろしくない。これで福原の国際実績が色あせるということは無い。末益のようなタイプは大物食いはするけど、持続できない戦型。でも国内で、どんな相手も圧倒するくらいの力は欲しい。繋がっていないようで、世界に繋がっている。やっぱりベスト4にはいかないとね。
でもね、福原が負けた瞬間、会場が凍りついたよ(^^;

まあ私的にはザマーミロ!って感じです。

だって、今回の日程、明らかに卓球協会の陰謀だもん。

福原愛を餌に集客したい卓球協会。そのためには、なるべく全日程で福原愛を出場させたい。特にシングルス。ダブルスでは小西がいる。やっぱり純粋に福原ブランドを生かすにはシングルスがベスト。それに最年少優勝もかかっている。最終日にもってこれれば。盛り上がるだろう、と。
ここでまず一つの陰謀。歴史的にも記憶がない、

?女子シングルス決勝が最終日

しかし福原には、確実に決勝まで残る力が無い。でもベスト8くらいなら大丈夫だろう。ここで二つ目。

?最終日は女子シングルス、ベスト8から

この二つの異例、明らかに福原仕様です。んで男女シングルスを一日でベスト8からやると、日程的に苦しい。ということで前述の懸念もあり、男子は今日でベスト4までしぼる。

聞いたことないよ。ここまで男子の日程が女子に振り回されているの。

でもこれで、協会の思惑が崩れた。
男女シングルスを最終日にした関係で、今日、ダブルスの決勝が行われる。よって、例年なら最終日に「男子シングルス・女子ダブルス」の決勝が行われ、ダブルスとはいえ福原が最終日に登場していたのに、今年はナシ。まあシングルで決勝をかに行けば成功だったであろう大博打も、大失敗に終わったということですね。福原がいないなら、ミーハーファンは2000円も払って来ないよ。

明日はゆっくり観戦できるかな(笑)

どうしてバスケ協会といい、卓球協会といい、野球連盟といい、どいつもコイツもバカばかりなんだ!金の猛者。本当に腹が立つ。とりあえずあの木村とか、ジジイたちを全員クビにしてくれ。

福原が負けたあたりで、上り調子だった客足も止まる。まあ今日はダブルスもあるから見るだろうけど、明日は絶対来ない。
もう一度言おう。ザマーミロ!

次は男子シングルスベスト8。
偉関は倉嶋に圧勝。
まだ昼なのに早くも今日4試合目の高木和。奮闘するも加山に敗れる。これだって、協会の陰謀にやられた例。女子優先だから、男子、特にジュニアにもエントリーしている選手には殺人的日程となる。そしてこのシングルスの後、ダブルスの準決、ジュニアの準決、一つおいてジュニアの決勝・・・。日本は若い芽を潰している。鍛えているんじゃない。潰しです。

吉田も圧勝。三田村はまたベスト8止まり。これで6年連続。「卓球界のナイスネイチャ」とはよく言ったものです。

注目は「岸川ー高志」
終始岸川が高志を圧倒し、勝利!52大会振りの高校生4強。ダブルスで早々に敗北したことが、結果的に日程的に余裕を生んだね。やっぱり岸川のプレーにはスケールを感じるよ!明日の準決が楽しみです。

明日の準決

「偉関ー加山」
オッサン同士の戦い。もういいよ。「ればたら」言えば、谷口に取りこぼさなければ、遊澤が16で加山とやって、勝っていたかもしれないのに・・・。そうすれば若手、中堅、帰化・・と多彩な試合が見られたのに!

「岸川ー吉田」
まあ・・吉田が勝つでしょう。でも僅かな期待を抱いてしまう、そんな魅力が岸川にはある。新井周に勝っているんだから、可能性無くはないよ!

ジュニアの試合はちょっとお休み。全部見るのは集中力が持たないので・・。
男女ダブルス準決。川嶋の激しいアクションプレーが印象深い。でも偉関の足引っ張ってたな(^^;
今日出ずっぱりの水谷・高木和は田崎・徳村に後一歩まで迫る。素晴らしいプレーだった。
女子は順当。松富心がなかなか・・。

ジュニア決勝。女子は石塚が優勝。男子は高木和が優勝。今日これが7試合目。よくやった。今大会のMVP候補。水谷は賛否あるけど、私は昨年に比べて成長を感じた。特にロングからのドライブとかは、中々できるもんじゃない。「ファンタジスタ」です。去年の日記で酷評したけど、吉田先生の下、成長しています。

男女ダブルス。明日に続く・・・。

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