TRAIN TRAIN

2004年10月26日 スポーツ
今日も早起き。ただ昨日早寝したわけではない。ちょっと調べ物に手間取っちゃったのよね。早寝したかったのに。

調べていたのは今日のルート。

今日は兼ねてから国体に行く予定だった。今後の日程、そして当日の移動計画について。
ベタだがバスケ、卓球にするか、新境地でフェンシング、馬術、銃剣道に行くか。
バスケは確定。新潟チームを応援したいし。その次が迷った。新潟が勝ち進めばバスケを一日見る。負ければ移動。各会場の具体的移動距離も掴めない。結局、移動が可能で、時間もぴったりということで卓球にした。
ダメだ・・保守的やなぁ・・。でも卓球も久しく見てないし。

つーことで早起きして遠征スタート。

まずは本庄市で開催の「バスケ・成年男子」へ。高崎線の車両故障による遅れもあり、お目当ての新潟チームの試合開始には間に合わず。でも久々の電車での遠出(群馬に程近い)だし、駅に陣取る関係者スタッフの対応も暖かで、気分良く会場へ。

スポーツ会場に行ったら、まずはプログラムを買う主義の私。今回も受付で聞いてみた。そうしたら

「売り切れです」

ハア?何それ?

だってまだ明日も試合があるのよ。客もたくさん来るのに。それに「増刷の予定は?」と聞いたら「ありません」

意味が分からない。前日までに無くなりそうなら増刷する。無くなったら作ろうとする。こんなの我々のサークルでもやってることだよ。これだからお役所仕事は嫌いだ。

かなりフラストレーションが溜まる。

これを応援につなげなければ!

つーことで新潟チームを熱烈応援だ!

「新潟ー兵庫」

いかんせん誰がいるのか分からない。藤田浩二は分かった。あのもっさい顔(笑)。それ以外では信田、堀、岩崎、北と日本リーグでも戦えるような豪華な布陣だ。
対する兵庫は・・・全くわからん!10番は良い選手だと思ったけど、名前がわからん!

そんな中、試合は兵庫ペースで進む。新潟は攻めるも10点差からなかなかつまらない。しかし私は信じていた。もういちど流れが来ると。
そして後半。第3Q。新潟が爆発。スティールから速攻を連発。ついに追いつく。そして逆転!ここから第4Qの始めまで、接戦が続く。
このときふと気が付いたこと。ベンチの雰囲気が緩い。もちろん選手は勝ちを目指している。負けず嫌いの集団でしょう。
ただ、なんだろう。チームが戦っているときに、客席の小学生の言動にイチイチ反応したり、ヘラヘラしたり。もちろん全選手がこうというわけじゃないけど。ちょっとガッカリ。
高校は「3冠」の一つに国体が入っている。もちろんガチンコ勝負だ。
それにたいして成年はどうか。どうしても「レクリエーション」的な趣があるのではないか。そんな気がした。このとき、少しこの会場に来たことに後悔した。少年男子の会場で東和大昌平のシューター軍団見てたほうが楽しかったかも。

まあいい。とりあえずこの試合勝て!
しかし新潟にミスが目立ち始める。そのころ、ことごとくリングに嫌われていた兵庫のシュートが決まりだす。兵庫逆転。差が広がる。しかし新潟も喰らい付く。
気が付けば私も声を出して応援していた。
そして残り30秒弱、藤田の3Pが決まり、6点差に迫った。さあ!ファールゲームで一部の望みを託す・・・と思った。

しかし目の前に広がっているのはボールを回す兵庫にふつーにディフェンスする新潟チーム。そしてタイムアップ。

ん・・・。思わず言葉を失った。固まった。
これは夢か。

勝敗じゃない。なんでファウルゲームに行かないの?たった6点差よ。

チームファウルが少なくてフリースローにならないわけじゃない。このまえのJOMO−シャンソンのときは、JOMOがファウルゲームに行こうとも、5個に達してなかったから、5個にするまでに時間を喰ってしまった。今回はそれを意識したかのごとく、ファウルも順調に溜まっていた。それなのになぜ?

バスケの専門家に聞きたい。6点差でファウルゲームを放棄する状況ってのはなんなのか。

あぜん。最初の会場係不手際もあり、怒りも最高潮。もういいや。卓球行こ・・・。

帰り際。速報コーナーに各試合のスコアテーブルが置いてあった。これを見ればメンバーは分かったわけだ。それどころじゃない。なんとさっき「売り切れ、無い」と言われた公式プログラム。なぜかさっきの受付に平積みに・・。

いや〜ここまで腹立たしい光景ばかり見たらね。たまりませんよ。

卓球会場である春日部に移動。幸い当初の予定時刻通りに移動できた。シャトルバスもスムーズ。このあたりの自治体のサポートには感服。素晴らしい。しかもこのシャトルバスが全部タダだからね。

会場に着くと、ちょうど成年男子準決勝が始まろうとしていた。会場の9割5分は正反対のコートでやってた福原の試合に行っちゃってて、幸いこの試合はゆったり見れる。助かります(^^;

「神奈川ー大阪」

第一試合は吉田海偉(神奈川)ー足立(大阪)。
吉田が力の違いを見せつけ、快勝。ちなみに私は足立、川口がいるということで大阪を応援。周りは神奈川の応援団ばっかだったけど。負けん!

第二試合は三原(神奈川)ー下山(大阪)。
三原は日産自動車のベテラン。バリバリの社会人。対する下山は早稲田の大学生。でも今日は下山の勢いが凄まじかった。三原は社会人の意地をみせることなく、あっさり敗北。これでタイ。

第三試合は高志・三原組(神奈川)ー川口・足立(大阪)。
これまた川口・足立組の勢いが勝った。それに大学でもから組んでるからね。このペアは・息ピッタリ。

このころ、神奈川応援に河野文江が加わる。多分神奈川の成年女子のメンバーなんでしょう。元気そうで何より。ってことは他にも有名人がいたりするのかな?

第四試合は吉田ー下山。
さっきの勢いのまま、下山が吉田に挑む。でもロングの打ち合いなら吉田に分がある。最後はやはり自力の差が出て、吉田勝利。これで2−2のタイに。

ラスト。第五試合は高志ー川口。
高志なんてもう40代のはず。まだやってるの?って感じ。
でもテクニックは相当。レシーブ一つ取っても相手の嫌らしいところをついてくる。これが経験か。
川口は期待していたけど、どうも連打が利かない。ペンは連打してナンボだから。調子でも悪いのかな?
結局高志勝利。

3−2神奈川が決勝進出!

吉田、高志と二人の帰化選手を抱えている神奈川。はっきりいって好きじゃない。もちろん日本代表なら応援する。でも国体の場なら、やっぱり純日本人のチームを応援しちゃう。
でも吉田強いなあ・・。

もう一試合の準決は東京が勝利。田勢の奮闘が光った。てっきり捨て駒かと思ったのに(笑)

試合後、ふと後ろを見たら小西杏がいた。本当に色々な大会で見かける。次こそはサインなり、アクションを起こしたい!もう引退しちゃうかもしれんし・・。
なんだかんだで小西ファンなんです。

今日ラスト、少年女子の準決を見るのに移動すると。客席で福原が岡山チームの人とじゃれてた。卓球の魅力って、こんな有名人でも普通にファンと同じ場所にいるんだよね。それが良い。

子供に福原の写真を撮ってこさせるバカ親がいた。やめましょうね。

帰りのシャトルバス。偶然小西の後ろの席になった。隣にいた人はおそらく岸真由。こんな有名人が普通にシャトルバスに乗って帰るなんて・・。びっくりだよ。

バスケでは怒りましたが、卓球では良い試合を見られて大満足な一日でした!

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