今日は都庁のデータセンターに行く気もあった。卒論のために。でも「行く」という気持ちが弱かったので、平気で寝坊。

まあ明日にでも行くさ!

近くのレンタルCD屋が半額セールだったので、久々にシングルを借りる。一通りの新曲を。アルバムはパス。ポルノベストはいつになったら借りられるのか・・・ツタヤでもいいんだけどねぇ。

5限に合わせて授業にゼミに参加。珍しく先生が早く来てるよ〜と思ったら雑談。結局雑談で今日は終わり。またあの無意味なゼミの日々が始まるのか・・。OB会の話とか、そんなの授業以外でやれよ!
そしてもうすぐゼミ試験。やっぱり言い出したよ!

「ガイダンスに行く。」

「面接したい。」

はぁ?これは3年がやることなんじゃない?

いやね。別に4年がやっても悪くは無いのよ。ただね、去年散々「4年がゼミ試に来たら嫌だね〜」とか言ってた連中が、自分達が4年になったら、その「嫌なこと」をやろうとしている。
この自分勝手な矛盾っぷりが私は大嫌いなの!

彼らは3年の気持ちにたって物事を考えたことがないのですね。もう勝手にしろ!

雑談は忘年会計画に及ぶ。

「この前やった銀座の店でやろうよ!」
「全学年でやろうよ!」

またバカが始まったよ。全学年集まったら40人程になる。前回使った店では明らかに収容人員オーバー。
それに「銀座」の響きに気分良くしたのか、前回は潰れた人間多発。別に店自体は新宿にも系列店はある。OB会でもOBに「銀座で飲んだんですよ〜」と自慢していたところを見ると、店というより「銀座」がいいんでしょう。

何が問題って、歌舞伎町と違って、車の通りも結構ある銀座で酔っ払う人間が多くなると、安全面で危ないということ。路上とか走り回りだすかも。怖い怖い。
とにかく前回のに味をしめて、ハイピッチで飛ばされると、大変なことになるような・・・。

とにかく、ゼミ員とは温度差ありあり。まあ今に始まったことじゃないが。

そのうえ時間オーバー。早くこの場から逃げたい〜!

10分程のオーバーで終了。一番乗りで教室を出ると、留学生がいた。みんなの人気者である留学生。(ギリギリの語学力で)話していると、他のゼミ員も教室からでてきた。輪ができる。こりゃ立ち話が長引きそうだな・・・とスルリと輪から抜け出す。

学校を出て向かった場所は国立競技場。今日のメインはゼミじゃない!これだよ!

「アルビレックス新潟ー柏レイソル」

係員バイトをやっている私にとって、サッカーはいつしか「見るもの」から「働くもの」に変わった。事実、バイトを始めた2002年夏から、今日までに見たサッカーは昨年のJ2開幕戦の「大宮ー新潟in埼スタ」だけ。これもJ1の開幕よりJ2の開幕が1週間早かったから実現したことで、次の週は味スタで働いていた。
バイトなんて嘘ついて休めばいいじゃんという話も聞こえてきそうですが、国立や味スタで観戦しているのがバレると、ネチネチ言われるのです。「見に来るなら仕事入れよ」と。事実、秩父宮でラグビー見たときは言われたし。第一そんなコソコソ見るくらいなら、見たくない!というのもあった。

そんなこんなで私の観戦史では圧倒的にサッカーは薄い。

そんな私がなぜ、今日観戦に行ったのか。

?水曜日だったから。
授業があるため、Jリーグ開催日では唯一合法的にバイトを休める曜日である。さらにサークルやっているときなら無理だったけど、引退した身だ。こちらもクリア。ここまで条件が合う日で、都内開催って実はこれまであまり無かった。

?アルビレックス新潟。
地震のこともあり、新潟を思う時間が増えた。地震が無くても、離れて暮らしている私にとって、アルビは新潟を感じることができる最高の証。懸命に戦う選手にパワーを送りたかった。

これが「レイソルートリニータ」とかなら、多分観戦には来ていない。むしろゼミサボってバイトしているかも。やっぱりアルビだから「観戦したい」「パワーを送りたい」っていう気分になったんだろうな。

信濃町で降りて国立へ向かう。国立バイトと同じルート。青山門から入場。3000円という通常の約半額という値段も手伝って、メインスタンドで観戦。しかし青山門からだと遠い!何気に国立の構造が頭に入ってなかった・・・。

席に座る。年一のラグビー以外は座らない客席。ゴール裏はオレンジで半分以上染まっていた。平日なのに、しかも東京開催なのに。改めてアルビのサポーターは熱いと感じた。

しばらくすると、ビジョンでスポンサー紹介が始まった。今日はアルビのホーム扱い。懐かしい企業名が並ぶ。そしてサポーターの声を編集したサポーターズソングの映像が流れる。

「♪ 新潟、Let’s Go! オッオー俺たちの新潟 ♪
♪ 新潟、Let’s Go! オッオー俺たちの誇り新潟(Hey!Hey!Hey!Hey!)♪」

改めて感じた。新潟の土地にアルビが根付いたことを。そして県民にとって、アルビがとてつもなく大きいものになったことを。
たくさんの人が励まされて、勇気もらってるんだろうなぁ・・。そんなこと考えてたら、「俺たちの新潟」と言える自分が凄く幸せに思えた。そして涙が出てきた。
ここは東京の国立競技場。でも11月10日の夜。この時間だけは国立がビッグスワンになった。吸いなれた都会の空気すら懐かしく思えた。

そして「俺たちの誇り」が入場。

試合前から義援金の贈呈やら、小林幸子のメッセージ紹介やら地震関係の催しが続く。幸子や友人・中村美津子の義援金額を発表して何になるの?
ちなみに幸子が500万、美津子が300万。
三木谷は5700万(笑)

試合開始。序盤からレイソルペース。確かにメンツを見たら降格争いしているとはいえ、玉田やら大野やら明神やら波戸やらタレント揃い。噛み合えば強いさ。レイソルがリード。
アルビはなんか動きが堅い気がした。まあそれも仕方ない。バスケもそうだけど、復興のシンボルになっているからね。選手にかかるプレッシャーも地震前の倍以上でしょう。

結局1−3で敗北。ブラジルトリオの個人技頼みでは勝てません。
賛否両論のトリオですが、連勝していたときは守備、中盤がしっかりしていたからこそ、このトリオが生きていた。今日はキープといい、パスといい、バラバラだった。
試合後の選手の顔も暗かった。まだこの堅さは続くかもしれない。連敗は止まらないかもしれない。でも何があっても「俺たちがついている。」暖かく見守りたい。

おそらく今期のアルビ(サッカー)観戦は最後になるだろう。
来年以降のことは全く分からない。ただ何年経とうとも新潟に戻ることがあったなら、サポーターとして裏方として。いかなる形であってもアルビに携わりたいと強く思った。

東京も良い。大阪も良い。

でもやっぱり新潟だわ。再認識。

『We’re always on your side』

帰宅後、ダビング開始。タキ翼がなかなか良い。

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