遥かな君へ

2005年1月2日 スポーツ
朝6時50分起床。万全の状態で箱根に挑む!

思えば私はこの日を本当に楽しみにしてきた。各種スポーツの自分のひいきチームが次々に負けていった。ラグビー、サッカー、バスケ。秋まで遡れば野球も。でもそれら全てを乗り越えられたのはこの箱根があるから。「箱根までには卒論メド付けたいなぁ」とか、「1月4日は箱根が終わった翌日か・・」とか、物事を考えるときは終始箱根中心だった。
母校が箱根を走るって、どんな気分なんだろう・・とにかく楽しみでしかたなかった。そんな自分にとっての正月最大のイベントが始まる!

7時から事前番組開始。
もちろん沿道で観戦するのも良い。でも「家でテレビ」という正月の風景の中に、「母校が箱根出場」というケミストリーが及ぼすもの。それもまた、とてつもなく大きい。
各校のエントリー状況を確認。自分の場合29日のエントリー発表を見ていない。全てが新鮮である。

いよいよスタート!
1区。なんと言っても上野のブレーキに尽きる。序盤から前行ったり後ろ行ったり、自分でペースを乱してしまった感じ。中央は打倒駒澤の一つとして応援していたので、残念。でも今年の1区は上野を筆頭に集団の動きが激しかった気がした。鷲見が最初から軽く飛び出してみたり。スローペースが恒例で、いつも解説者陣に酷評されていたイメージのある1区。今年はまずまずだったのでは。

2区。各校のエースが集う2区。明治は無事に幸田が走る。第三号車の矢島が幸田に対するレポートをやる。本人は母校と言うことで気合が入っていただろう。しかし長すぎて船越にカットアウトされる。なんか今日は船越がこんな風にカットアウトして各中継車の話を切るシーンが目立った。まあ臨機応変な放送のためには、急なスイッチャーも大事だとは思うが、もっとうまくできたのではないか。去年まではここまで露骨なさばきは無かったと思うのだが。もちろん各中継車も担当が一つずつ昇進し、不慣れな部分もあったとは思う。それにしてもねぇ・・・。
レースはモカンバが貫禄の走りを見せる。サイモンに比べると、なぜか受け入れてしまう山梨の留学生。例年二人たけど、去年から一人。モカンバが卒業したら、留学生は止めるのかな?
そして伊達。初めて伊達の走りをまともに見たけど、素人目から見ても「走りそうだな!」というフォームだった。一年とは思えない落ち着き。強力ルーキーとしてよく取り上げられていたけど、実践力は伊達が一番じゃないだろうか。区間賞は逃したけど、中井よりも全然雰囲気がある。無事に成長していって欲しい。
個人的には矢島が幸田を「絶対エース」と言っていたのがウケた。小橋じゃん!「絶対王者」ってね(^^;

3区。ここで駒澤の斉藤が走るはずだったんだろう。それが井手に。駒澤のプラン狂いにワクワクしたが、さすがの選手層。普通に走っている。良い形で田中に繋げたのでは。日大はサイモン登場。しかしトップとの差は大きかった。ここでトップに立ちたかったところだろうけど、叶わず。それも東海大の安定に尽きる。北澤が堅実な走りを見せる。伊達や区間賞取った丸山に比べると地味な印象とはいえ、確実に4区に繋ぐ。東海強し。

4区。東海は一井が4区。でもそれほどの爆発は無い。ちょっと案外。まあここは駒澤の田中でしょう。貫禄の走り。あとは池永。名前は似ているが池辺は案外。

5区。今日一番のドラマがあったのは、5区だと思う。まず順天・今井の驚異的区間新。コース変更前の小林雅幸の記録をも優に超えてしまった。ちょっと悲しい。郷土のスターだけにね。でもこんなに早く走って、足は大丈夫なんだろうか?競馬なら高速化に伴い、故障が多くなっている。エビとか。人間も「神の領域」と言われる限界点に達したら、足に負担が来るのじゃないだろうか。そんな神の領域が今日の今井だろう。高校駅伝でもそうだったけど、まあ世界の高速化に追い付いてきたという見方もできるけど、日本人の体に合っているのだろうか?こんな流れが心配です。でも素直に驚いた。順天を対抗馬と予想した私的には復路が楽しみになる今井の快走だった。
次に日体・北村。前半のペースを考えるととんでもない新入生が来たなって感じ。なんか走りのインパクトは伊達以上だった。でも途中で故障発生。しかも複数箇所。残り5キロ切ったあたりで。確かに残念ではあるが、これは陸上の神が「こんな高速ペースじゃ壊れちゃうよ!体ができるまでは、もっとゆっくり走りなさい」と仕向けたメッセージなのではないだろうか。1万の記録は箱根参加選手中トップ。嫌がおうにも期待は高まるけど、「やつはまだルーキーなんだbyスラダン」。
それから大東は馬場じゃなかった。馬場はどうしたんだろう?馬場が山で活躍することを見込んで、私的には高評価だった大東。でもルーキーの佐々木も健闘してたけど。馬場が気になります。
そして山梨の森本も案外。まあ元々「山巧者」ってイメージは無いから、こんなものなのかも。でも期待は大きかっただけにね。来年は平地で勝負かな。しかしモカンバの存在は本当にデカイ。往路は計算できるからね。
レースは東海の越川に駒澤の村上が襲う。5秒くらいまで差がつまり、このまま抜き返すと思いきや、越川が粘りを発揮。感動した。キャプテン。色々なパワーが発揮されてんでしょう。意地を見た。結局20数秒差をつけて、東海が往路優勝!
しかし2位駒澤も予想の範囲内でしょう。それとともに駒澤と順天の2分ほどの差というのは順天にとっても予想の範囲内。明日がおもしろくなってきました。
そして中央も盛り返した。明日は野村、家高が控える。やっぱりもっと上位で中央を見たかった気がする。まあしょうがない話だけど。
明治は16位。まあこんなものでしょう。シード権をか期待した時期もあった。幸田が4人抜いたあたりでは。でもさ、現実を考えます。そんなに甘くないよね。池辺や田中が区間10位。十分じゃない。健闘です。
あとは明日登場と思われる知り合いが無事走り、襷が繋がれば満足。中継所と定点以外ではカメラに映らないだろうけど応援してます。

箱根終了後はラグビー。なんか関東―法政は好勝負だったみたいだから、早稲田―同志社も期待したけど・・・だめぽ。だめだ。早稲田強い。
こんなにラグビーが強ければ、駅伝弱くてもいいじゃない!

夜は笑天スペシャル!色々な人達の大喜利を見る。TOKIO、芸人、振袖大喜利・・・さすがの面白さだ。後はこん平復活を祈ります。
しかしTOKIO見てて思ったんだけど、ネタ、ちゃんと本人で考えているのかな?こういうのって、やっぱりゴーストライターみたいな人がいたりするって話も聞いたことがあるし。だって巧すぎるじゃん!そんなにTOKIOは何でも持ってるのか!

続いて「行列のできる法律相談所」。たまにしか見ないけど、なかなかおもしろい。後は紳介の復帰を祈ります。
今日の夜に見た二番組。両方に波田陽区が出ていた。別に嫌いじゃないけど、
「私橋下徹、ハシハシハシハシ橋本です!」
っていう、最近乱発気味の「名前最初の二文字連呼」が嫌い。即興で斬ることも多いからしょうがないのかもしれないけど。なんかあまりに手抜きチックで私は嫌いです。でもこういうネタする人は大変だねぇ・・来年の今頃にはもういないだろうに(笑)
スラダン見ながら就寝・・・今日でインハイ予選終了!

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